先日、介護老人保健施設の行事として「供養する会」が行われました。この会は、お盆の時期にお墓参りに行くのが難しい利用者の方に対し、ご先祖様を偲び手を合わせることのできる大切な時間です。利用者、職員が心をひとつに静かに会が進行しました。
和尚様の法話をお聞きた後、利用者の方お一人ずつ前に出て水揚げをし、手を合わせます。真剣な表情や昔を懐かしむ様子もあり、思い思いにご焼香されていました。ご焼香の後も線香の香りと読経が響き渡り最後まで聴いている方や手を合わせ続ける方もおり、厳かな雰囲気の中にゆったりとした時間が流れていました。他部門からも多くの方が参加し、「このような機会があってよかった。」との声も聞かれ、素敵なひとときを過ごせたのではないかと思います。
この会を開催するために何度も話し合いを重ね準備した担当職員はじめ職員一同、参加された皆様の大切な時間に関われたことを嬉しく思います。こうした行事を大切にし、利用者の方が安心して過ごせるようにしていきたいです。